2023年後半-2024年前半・セブ島旅行にオススメの”直行便”が利用できる航空会社(東京発)

「2023年7月」新型コロナウィルスが収束に向かったことで遂にフィリピンの非常事態宣言が終了。

これでコロナ期間中の約3年、我慢していたセブ島旅行を再び楽しむことが出来るようになりました。

 

しかしコロナ期間中の数年間で飛行機が運行中止になったり、スケジュールが変わったりと、セブまでの飛行機事情はコロナ前とは少し変わっています。

 

そこで今回は、関東出発でセブ島旅行を計画していて、どの航空会社を利用すればよいかお悩みの方に最新のフライト情報をお伝えします!

東京からセブまでの直行便は現在この3社!

2024年のスケジュールで成田空港からセブ島に直行便を運行しているのは3つの航空会社です。

それぞれ特徴をお伝えしていきます。

フィリピン航空

フィリピン航空 A330
フィリピン航空 A-321

コロナ前は成田からセブまで1日2便の直行便を運行していたフィリピン航空。

現在は1日1便に減便しています。

フライト詳細は下記の通り

便名 出発 到着 機材
PR433 成田 14:40 セブ 19:10 A321
PR434 セブ 08:15 成田 13:40 A321

成田午後発、セブ午前発です。

現在運休中のPR435-436便は成田午前発、セブ午後発と日本人の旅行客にとってはスケジュールが良く、筆者も何度も利用させてもらったフライトなので運行再開に期待しています。

フィリピン航空の特徴としては機材はエアバスのA321を利用、通路は1本、両脇に座席が3列のナローボディ。
現在運航中の3社の中では唯一ビジネスクラスを備えています。

後述の2社はLCCですが、フィリピン航空は直行便唯一のレガシーキャリアなので、チケットには受託荷物が23Kg×2個と食事が含まれています。
(食事の時に無料でビールが飲めるのはちょっとうれしいです。)

また購入条件も比較的緩く、券種にもよりますが、購入から発券まで日程的に猶予があったり、キャンセルしても一部払い戻しがあったりします。
(LCCの場合は基本的に購入後はキャンセルの払い戻しがありません)

また、少し換算が悪くなったようですが、古くからのフィリピンファンには人気が高いマブハイマイル、また日本人に大人気のANAのマイルがたまります。
(積算率は予約クラスによって異なります。また条件は変わることがあります)

日本人の旅行客にはあまり関係ないかもしれませんが、受託荷物が多い場合にはLCCで有料の受託荷物を購入するよりはフィリピン航空を利用した方がトータルでは安くなる場合もあるかと思います。

特徴・メリット

  • フルサービスキャリアで受託荷物、食事(ビール)つき
  • 券種にもよるが購入条件が緩い
  • マブハイマイル/ANAマイルがたまる
  • ビジネスクラスがある
  • エコノミーでも23Kg×2個と無料の受託荷物の量が意外と多い

 

セブパシフィック航空

セブパシフィック航空 A-320
セブパシフィック航空 A-320

2015年から成田-セブ間の直行便が就航した「セブパシフィック航空」。

機材はエアバスのA-320で、フィリピン航空同様に通路が1本、座席は左右に3列ずつとなります。

フライト詳細は下記の通り。

便名 出発 到着 機材
5J5063 成田 08:55 セブ 13:30 A320
5J5062 セブ 02:25 成田 08:10 A320

往路の出発はかなり早く、成田に7時には到着の必要がありますが、その分セブ到着は午後で到着日は夕方から時間を使うことができます。

コロナ前は成田をお昼頃に出発し、セブを早朝に出発していたので出発時間が数時間ほど早まっています。

帰国はセブ深夜発、機中泊となるのでセブ島滞在の最終日も午後まで時間が使えます。

 

運賃としての特徴は、セブパシフィック航空は定期的にセールを行なっており、

成田-セブの区間で片道数百円からチケットを購入することができます。
(燃油サーチャージやら出国税やらで結局は1万円を超えるのですが。。)

それでもかなりの安さなので、タイミングと希望の日程が合えば利用する価値大いにありです。

LCCなので、荷物や食事、座席指定は有料。
そして基本的に購入後のキャンセルは現金での返金がありません。
(券種によってはセブパシフィック航空で次回使えるバウチャーをくれる場合があります)

あと、日本人にはあまり関係ないかもしれませんが飛行中に機内で簡単なゲーム大会が開催され、勝つと景品をもらえたりします。

例えば、客室乗務員が
「スマホの充電ケーブル持っている人は上に上げて見せてください!」
といった感じでお題を出して、最初にできた人が勝ち。みたいなゲームです。

うるさい機内で何を言っているのかを聞き取らないといけないので、英語のリスニングのスキルが必要です。
フィリピン人のお子様はお題が出された瞬間に秒でアクションしてくるので日本人が勝つのは至難の業。

このゲームは国際線だけではなく、フィリピンの国内線に乗ったときにも開催されています。
ちなみに景品は何を配っているのかは分かりません・・

特徴・メリット

  • セールで購入できればかなり安い
  • キャンセルや変更の条件が厳しい
  • 出発が早いのでセブ島到着日から時間が使える
  • 帰国日は午後まで時間が使える

 

 

エアアジア・フィリピン

エアアジア・フィリピン A-330
エアアジア・フィリピン A-320

最後はコロナ後の2023年7月に就航した「エアアジア・フィリピン」。

機材はエアバスのA-320で、フィリピン航空、セブパシフィック航空と同様に通路が1本、座席は左右に3列ずつとなります。

当初はデイリー運航の予定でしたが、実際は曜日限定になったり、スケジュール変更があったりと不安定な運航状況でしたが、2024年1月から安定したスケジュールになりそうです。

成田発は夜、セブ発は午後のスケジュール。

※↓は2024年1月1日以降のスケジュールです。2023年中は水・金・日のみ下記のスケジュールで、月・火・木・土は成田昼発、セブ発早朝のスケジュールとなります。

便名 出発 到着 機材
Z29181 成田 20:00 セブ 23:55 A320
Z29180 セブ 13:25 成田 19:00 A320

往路は夜と、「フィリピン航空」と「セブパシフィック航空」と被らない出発なので、出発日の午後まで仕事や予定がある方には良い時間帯かもしれません。

帰国はセブ午後発、成田夜発と帰国日もゆっくりとできるスケジュール。

ホテルで朝食を食べて、お部屋に戻ってからゆっくりと帰国の準備ができる理想のフライトです。
個人的にはナイトランと呼ばれる深夜便が苦手なので嬉しいスケジュールです。

LCCなので、購入条件はセブパシフィック同様、購入後は変更やキャンセルに対しての条件は厳しいです。

受託荷物や機内食、座席指定もセブパシフィックと同じで有料です。

就航したばかりなので、個人的には利用したことはまだ1回のみ。
チケットは就航セールで燃油、TAX込みで片道1万円台と安く購入できたのでセブパシフィック航空と比べて料金の優位性があるかどうかはこれから検証が必要になりそうです。

特徴・メリット

  • 帰国日がゆっくりできるフライトスケジュール
  • キャンセルや変更の条件が厳しい
  • 成田発は夜なので、出国日の午前まで時間が使える(午後半休を取れば出発OK!)

 

セブ島旅行の個人的オススメ フライト

セブ島 マクタン空港
セブ島 マクタン空港

成田ヘのアクセス良好、比較的自由に休みが取れる環境であれば2023-2024年時点での個人的オススメの航空会社は、

往路セブパシフィック航空

復路エアアジア

この組み合わせです。
実際にコロナ明けの1回目のセブ島旅行はこのフライトの組み合わせで行きました。

往路と復路で違う航空会社が利用出来るのかと疑問に思うかもしれませんが、LCCは片道づつの購入が出来るので、往路と復路で自由に組み合わせができます。
(フィリピン航空でも片道チケットは購入できますが、片道であっても往復運賃と同じ位の料金になる印象です。)

LCCなので、購入時期が早いほど割安で購入できますが、日程の変更には弱いというデメリットも。

到着日にセブでディナーの時間があり、帰国日はホテルで朝食を取って、カフェで一服してからチェックアウト。
個人的にはこの行程でのセブ島旅行がベストです。

 

おしまいに

セブ島 マクタン空港
セブ島 マクタン空港

今回は成田からセブまでの直行便を運行している航空会社3社をご紹介させていただきました。

現在運行している3社とも、機材はナローボディのエアバスと違いはあまりありません。

成田出発時間は午前にセブパシフィック、午後にフィリピン航空、夜にエアアジアとこちらは特徴が出ています。

3社とも、それぞれの航空会社ごとにフライトスケジュールや購入条件、サービスが異なりますのでそれぞれの特徴を活かしてフライトを選んでもらえればと思います。

今回の記事がセブ島旅行で航空会社選びに悩んでいる方の助けになれば嬉しいです。