セブ島旅行費用はいくら必要?モデルコース3泊5日の予算と節約術

セブ島旅行の3泊5日の日程ではどれくらいの予算が必要なのか、また賢く節約する方法があるのか気になる方も多いはず。

本記事では、セブ島に20年以上通い詰めている筆者が航空券やホテル、食費から交通費、アクティビティまで、セブ島旅行にかかる費用の内訳と、旅行タイプ別の予算目安をご紹介します。

さらに、費用を抑えながらも充実した旅を楽しむための節約術もお伝えします。

 

目次

セブ島旅行費用はいくら?3泊5日予算と節約術

セブ島は美しいビーチやダイビングスポットがある人気のリゾート地ですが、旅行の予算は航空券やホテルのグレード、アクティビティの内容によって大きく変わります。

3泊5日の旅行では、予算別に格安ホテルに泊まるなら5万円台から、スタンダード、スーペリアクラスのホテルで10万円前後、高級リゾートを楽しむなら15万円以上と幅広い選択肢があります。

旅行スタイルや目的に合わせて、効率的に予算を組み立てることがセブ島旅行を最大限楽しむコツです。

セブ島旅行を計画するときに最も気になるのは費用ではないでしょうか。

はじめに:セブ島旅行の予算、気になりませんか?

なぜセブ島旅行の費用を知りたい人が多いのか

セブ島は日本から約5時間という比較的近い距離にある人気のリゾート地です。

美しいビーチやダイビングスポット、マリンアクティビティなど魅力が満載ですが、予算不足で思うように楽しめないというリスクは避けたいもの。

事前に費用を把握することで、旅行中の不安や想定外の出費を減らし、より充実した旅行計画を立てることができます。特に初めてのセブ島旅行では、現地の物価や相場が分からず不安に感じる方も多いでしょう。

この記事でわかること:3泊5日の予算目安と費用を抑える秘訣

この記事では、セブ島3泊5日の旅行にかかる費用の内訳を項目別に解説します。

航空券、ホテル、食費、交通費、アクティビティ、お土産などの相場を詳しく紹介するとともに、旅行タイプ別(カップル、家族、一人旅)の予算目安もお伝えします。

さらに、賢く費用を抑えるための7つの秘訣や、知っておくと役立つ現地情報も網羅。

この記事を読めば、あなたの旅行スタイルに合った予算計画が立てられるようになります。

セブ島旅行3泊5日の予算目安

航空券の費用相場

セブ島への航空券は、時期や予約のタイミングによって大きく価格が変動します。

LCC(格安航空会社)を利用した場合、燃油サーチャージや空港税などを含めた金額で往復30,000円〜45,000円程度が目安です。

一方、フルサービスの航空会社では40,000円〜80,000円ほどかかることが一般的です。

セブ行きの航空券であれば「セブパシフィック航空」のセール時期を狙うことで、片道一万円以下で購入できることも。(燃油、TAX除く)

ゴールデンウィークやお盆などの繁忙期は価格が高騰するため、余裕をもって早めに予約することをおすすめします。

また、航空券は座席が混むほど値段が高くなります。

基本的にセブ行きの直行便は飛行機が小さく、祝日や週末が絡むと予約が集中して航空券の値段が高騰します。

マニラ行きの飛行機はセブ行きの直行便よりも飛行機が大きく、席も余裕がありますので、日によっては直行便よりも経由便の方が安くなる時もあります。

時間に余裕がある方は経由便を検討するのも一つの節約術です。

ホテルの費用相場(予算別)

セブ島のホテルは予算とニーズに合わせて幅広い選択肢があります。

  • 格安(1泊3,000円〜7,000円程度):清潔でシンプルな設備のホテル。(EGIやココナッツペンション、空港周辺にあるホテル等)
  • 中級(1泊7,000円〜20,000円程度):プールや朝食付きの3〜4つ星ホテル(パシフィックセブリゾートやブルーウォーターマリバゴ等)
  • 高級(1泊20,000円〜:オーシャンビューやプライベートビーチ付きの5つ星リゾート(Jパーク、シェラトン、シャングリラ等)

立地によっても価格は変わり、セブシティはホテルのグレードに比べて料金は控えめ、マクタン島のビーチリゾートエリアでは比較的高めの設定になっています。

日本のゴールデンウィークや年末年始は値段が高くなります。

注意が必要なのは日本人にはあまり馴染みのない1月末から2月上旬の中国や韓国のカレンダーが連休になる「旧正月」、4月中旬の、キリスト教のイベント「ホーリーウィーク」もホテルの値段が高くなる事が多いです。

食費の目安(1日あたり)

セブ島での食費は、レストランのグレードや場所によって大きく異なります。

1日あたりの食費目安:

  • ローカルフード中心:500円〜1,000円
  • 一般的な食事スタイル:2,000円〜3,500円
  • 高級レストラン利用:4,000円〜

地元のフードコートやローカル食堂では、一食300円程度から楽しめる一方、ホテル内レストランや観光客向け店舗では日本と同等かそれ以上の価格設定のところも少なくありません。

地元の人に人気の食堂を見つけることで、食費を抑えて、現地の雰囲気を楽しむ事ができますが、ローカルのお店は旅慣れていないと少し勇気がいるかもしれません。

交通費の目安

セブ島での主な交通手段と費用目安は以下の通りです:

  • タクシー:基本料金約150ペソ(約400円)から、距離に応じて加算
  • Grab(配車アプリ):目的地までの定額制、タクシーより割安な場合が多い
  • ジプニー(乗合バス):短距離で8〜15ペソ(約20〜40円)

セブではウーバーの様な配車アプリ「Grab」が一般的に使われていて便利です。

ジプニーは安いですが、セブ島初めての旅行者であればルートや乗り降りの仕方、料金の支払方法等、かなりハードルは高いです。

おすすめは「Grab」ですが、タクシーも上手に使うと時間やお金の節約になります。

アクティビティ費用の目安

セブ島では様々なアクティビティが楽しめますが、それぞれ費用が異なります。

主なアクティビティの費用目安:

  • アイランドホッピング(シュノーケリングツアー):8,000円〜15,000円/人
  • スキューバダイビング(体験):8,000円〜12,000円/人
  • ジンベイザメツアー:10,000円〜25,000円/人
  • スパ・マッサージ:15,000円〜20,000円/回

アクティビティは現地で探すと日本の旅行会社で予約できるものよりも安いものが見つかる事があるので場合によってはお得なこともありますがりますが、現地で募集しているものはガイドが英語のみの場合が多いです。

ツアーの注意事項、流れなどの説明を英語で理解する語学力が必要になりますのでどちらかといと旅慣れた方向けになります。

旅慣れていない方、語学が心配な方は少し割高になっても日本人が経営する現地の旅行会社を利用することをお勧めします。

一般的に3泊5日の旅行では、アクティビティに一人20,000円〜40,000円/人程度の予算を見込んでおくと安心です。

お土産・雑費の目安

セブ島でのお土産や雑費の目安は以下の通りです:

  • 定番のドライマンゴー:1パック(約500〜1,000円)
  • Tシャツ:(約500〜1,000円)
  • マグネットやペンなどの小物:(約200〜500円)
  • カフェでのコーヒー:(約250〜500円)
  • コンビニでの飲料水:(約50〜100円)

3泊5日の旅行では、お土産と雑費で合計5,000円〜15,000円程度を見込んでおくと十分ですが、現地で色々と飲食をしたり、買い物をしたい方、お土産が多い方はさらに10,000円程度用意しておくと良いかと思います。

3泊5日の総予算目安(費用別3つのパターン)

セブ島3泊5日の旅行における総予算目安を旅行スタイル別にまとめました(年末などを除く通常の時期に2名で旅行して一部屋を利用した場合の一人当たりを想定):

費用項目 費用抑えめ(円) 普通の感じだと(円) ちょっとリッチに(円)
ホテル 7,500 25,000 45,000
食費 7,500 15,000 35,000
交通費 2,000 5,000 7,000
アクティビティ 8,000 20,000 40,000
お土産・雑費 5,000 10,000 15,000
合計 30,000 75,000 142,000

エアチケットは航空会社や座席の混雑状況により大きく異なるので含めていません。

パッケージツアーに参加する場合は飛行機とホテル(往復の空港送迎)がセットになっているので、ホテル代(一部交通費)を除いてください。

こちらはあくまでおおよその金額になりますのでご参考までにお願いします!

セブ島旅行の費用を抑えるための7つの秘訣

セブパシフィック航空 A-330
セブパシフィック航空 A-330

秘訣1:航空券はLCCやセールを賢く利用する

航空券費用を抑えるためには、LCC(格安航空会社)の活用とセールのタイミングを狙うことが効果的です。

セブパシフィック航空は定期的にセールを実施しており、出発日によってはかなり安く購入する事ができます。

予約のコツ:

  • 航空会社の公式サイトやSNSをフォローしてセール情報をチェック
  • 月曜祝日の帰着日など祝日が絡む日程は想像以上に値段が高い事が多いので注意
  • 直行便にこだわりが無ければマニラに韓国や台湾、香港などの経由便もチェック

セブパシフィック航空は比較的頻繁にセールを行なっているので要チェックです!

秘訣2:ホテルは立地と価格のバランスで選ぶ

ホテル選びでは立地と価格のバランスを考慮することが重要です。セブシティとマクタン島では宿泊費に大きな差があります。

賢い選択のポイント:

  • セブシティ中心部は買い物や食事に便利だが、ビーチまでは移動が必要
  • マクタン島はビーチリゾートが中心だが、一般的に宿泊費が高め
  • マクタン島でもビーチから少し離れたホテルは安くなる傾向

ホテル予約サイトや旅行会社のパッケージツアーでは同じホテルでも朝食込みプランと朝食なしプランがあったりしますので差額を比較し、ファーストフードの朝食やスーパーでパンなどを買ってきた方がお得な場合もあるので、細かくチェックしましょう。

セブシティのホテルは五つ星のランクでもマクタンに比べて料金がぐっと安いところがあります。

立地よりもお部屋の設備やホテルの施設を重視する場合はセブシティのホテルも利用することで宿泊費を抑える事ができます。

筆者が実際に泊まってみて、設備が充実していて快適に過ごせ、料金以上に感じたお勧めなセブシティのお勧めホテルはショッピングモール近くの『セダ アヤラセンター』(かつてマリオットだったホテルです)、ITパーク内の『セダ セントラルブロック』、ビュッフェがお勧め『bai ホテル』です。

また、最近ではカジノリゾート「ヌースター」にある『フィリ』もお勧めです。フィリはお部屋の中にブランド品のお店やプールがあるような超超超ハイグレードのお部屋もありますが、ボトムクラスのお部屋は一泊一部屋2万円以下程度と思ったよりも安く泊まれます。

立地はセブシティ中心部から少し南にありますが、マクタンへの移動は新しく建設された3本目の橋を利用すると意外とスムーズです。

 秘訣3:食事はローカルフードを楽しむ

食費を抑えるには、ローカルフードを積極的に楽しむことがおすすめです。セブ島では、地元の人々が利用するレストランやフードコートが多数あり、日本人向けレストランと比べて1/3〜1/2程度の価格で美味しい食事が楽しめます。

おすすめのローカルフード:

  • レチョン(豚の丸焼き):一皿150〜300ペソ(約400〜800円)
  • シニガン(酸味のあるスープ):一皿100〜200ペソ(約250〜500円)
  • 魚のグリル:一匹150〜300ペソ(約400〜800円)

セブシティのITパーク内にある屋台街「スグボ・メルカド」やSMモールのフードコートでは、リーズナブルな価格で地元の味を楽しめます。

また、ホテルに簡易キッチンがある場合は、スーパーで食材を購入して自炊するのも節約術のひとつです。

ただし、衛生面には注意し、生水や生野菜は避けるようにしましょう。

秘訣4:交通手段はGrabや公共交通機関を検討する

交通費を抑えるには、状況に応じて適切な交通手段を選ぶことが大切です。セブ島では配車アプリ「Grab」が非常に便利で、料金も事前に確定しているため安心です。

料金は基本的には安いですが、場所や時間によってはタクシーの方が安くなる場合もあります。

効率的な交通手段の選び方:

  • 短距離移動:ジプニー(8〜15ペソ)が最も安価
  • 中距離移動:Grabの利用が便利(目的地によって異なるが300〜500ペソ程度)
  • 長距離観光:ツアーバスの利用や仲間とのレンタカーシェアが経済的

また、一日に複数の観光地を巡る場合は、個人で移動するより現地ツアーに参加した方が、交通費と入場料込みで結果的にお得になることもあります。

ホテルのフロントや現地旅行会社で相談すると、自分のプランに合った最適な移動方法を提案してもらえるでしょう。

秘訣5:アクティビティは事前予約や現地ツアーを比較する

アクティビティ費用を抑えるには、事前予約と現地予約を上手に使い分けることがポイントです。

人気のアクティビティは「ベルトラ」等のWEBサイトでキャンペーンを行なっている事があります。

また、現地のアクティビティ会社は割引交渉に応じてくれる場合もあります。

賢い予約方法:

  • 必ず参加したいアクティビティは日本で事前予約
  • スケジュールに余裕のあるアクティビティは現地で価格を比較
  • アイランドピクニック+スパなど複数のアクティビティがセットになっていてお得なプランも

オンライン予約サイトと現地旅行会社の料金を比較することも大切です。

同じツアーでも予約経路によって価格が異なることがあります。

口コミサイトや旅行ブログで評判をチェックし、価格だけでなく内容や安全性にも配慮して選びましょう。

秘訣6:無料または低価格で楽しめるスポットを知っておく

セブ島には入場料が無料または低価格で楽しめる魅力的なスポットがたくさんあります。これらを組み合わせることで、アクティビティ費用を大幅に抑えることができます。

おすすめの無料・低価格スポット:

  • トップス展望台:セブシティの夜景の名所
  • サント・ニーニョ教会:セブ最古の教会で入場無料
  • カルボンマーケット:地元の活気ある市場(スリ等に注意)
  • マクタンニュータウンのビーチ:入場料がかかりますが、ビーチがないホテルに泊まっている場合に便利

セブでは旅行者が行くようなパブリックビーチがありません。

ビーチがないホテルに宿泊した場合は、入場料がかかりますがビーチ沿いのリゾートホテルで提供している「デイユース」プランがお勧めです。

オンザビーチのリゾートホテル内でプライベートビーチ、プールなどの施設を利用して一日中楽しむことができ、ほとんどがランチもセットになっています。

観光名所よりも地元の人々の生活を体験できるスポットは、費用を抑えながらもセブ島の文化や魅力を深く知ることができます。

秘訣7:旅行時期をオフシーズンに検討する

旅行費用を大幅に削減するには、旅行時期の選択が重要です。

セブ島への日本からのお客さんが一番多くなるのは年末年始、お盆、ゴールデンウィークのピーク時期、次いで夏休みの7月後半から8月末まで、学生旅行が増える2〜3月のショルダーの時期、そしてそれ以外のオフの時期です。

年末、お盆、ゴールデンウィークは航空券、ホテルが通常よりも倍以上することもあります。

なので、セブ島へ安く旅行に行くのであればピーク時期を外すことをお勧めします。

オフシーズン旅行のメリット:

  • 航空券が通常より30%程度安くなる(ピーク、ショルダー、オフの料金差は航空会社により異なります。)
  • ホテルもピークに比べて料金が安く、ホテルによっては食事やアップグレード等の特典がある場合も
  • 観光地や人気レストランが混雑しない

ただし、6月〜10月は雨季にあたるため、短時間のスコールが発生することがあります。

天候に左右されにくいアクティビティを中心に計画を立てると安心です。

特に9月〜10月は台風シーズンのため注意が必要ですが、実際には数日間雨が続くことは少なく、晴れ間を見つけて観光を楽しめることが多いです。

天気予報をこまめにチェックしながら柔軟に予定を調整しましょう。

旅行のタイプ別費用シミュレーション

家族旅行(大人2人、子供1人)の場合の予算目安

家族3人(大人2人、子供1人)のセブ島旅行では、子供料金の適用や家族向けプランの利用で効率的に費用を抑えることができます。3泊5日の予算目安は以下の通りです(年末などを除く通常の時期を想定):

費用項目 費用抑えめ(円/3人) 普通の感じだと(円/3人) ちょっとリッチに(円/3人)
ホテル 20,000 50,000 90,000
食費 23,000 45,000 100,000
交通費 5,000 5,000 7,000
アクティビティ 25,000 50,000 100,000
お土産・雑費 18,000 30,000 50,000
合計 91,000 180,000 347,000
一人あたり 30,333 60,000 115,666

家族旅行では、子供が喜ぶ施設安全性の高いホテルを優先すると良いでしょう。

子供連れにおすすめなのは、プールやキッズクラブが充実したリゾートホテルです。

オススメのホテルは『シャングリラ』、『Jパーク』、『プランテーション』です。

セブ島の多くのホテルでは子供はベッドを利用せず、大人と添い寝をすることで子供の宿泊費をゼロ円(朝食代は別途)にする事ができます。

子供の年齢の定義はホテルにより異なりますので、都度確認が必要ですが、添い寝で子供の宿泊費ゼロ円は家族旅行ではかなり大きなポイントです。

多くのリゾートホテルでは2名1室のお部屋に子供2名まで添い寝を許可していますので、大人2名、子供2名の場合で、子供2名とも添い寝をさせ、1部屋利用をすると2部屋利用するよりも大幅な宿泊費の節約となります。

また、大人2名、子供3名、大人4名、子供2名(2世代旅行)などの5名以上の家族の場合は一部屋にベッドルームが2つある「2ベッドルーム」を強くお勧めします。

2ベッドルームには基本的にリビングがついているので、非常に快適に過ごせ、かつ2部屋利用する場合と同額、または少しの追加料金で宿泊する事ができます。

2ベッドルームはお部屋の快適さが通常のお部屋に比べ断然上です。

2ベッドルームがあるマクタン島のホテルは『Jパーク』『プランテーション』『モーベンピック』『コスタベラ』等です。

一人旅の場合の予算目安

一人旅の場合は、ホテルのシングルルーム料金や一人あたりの交通費が割高になる傾向があります。3泊5日の予算目安は以下の通りです:

費用項目 費用抑えめ(円) 普通の感じだと(円) ちょっとリッチに(円)
ホテル 15,000 45,000 90,000
食費 10,000 18,000 35,000
交通費 2,000 5,000 7,000
アクティビティ 12,000 25,000 50,000
お土産・雑費 5,000 10,000 15,000
合計 44,000 103,000 197,000

海外のホテルは宿泊費は人数当たりではなく、お部屋当たりで計算する事が多いので一人旅では、ホテルを一人で利用するため宿泊費が高くなりがちです。

また、観光やアイランドホッピングなどのアクティビティも最小最高人数が2名の場合が多く、1名の場合はアクティビティの予約も少し注意が必要です。(ダイビングは基本1名からOKです。)

知っておくとさらに役立つ費用情報

現地の物価について(食料品、日用品など)

セブ島の物価は日本と比較すると全体的に安いですが、場所や店舗によって大きく異なります。基本的な物価の目安は以下の通りです:

  • ペットボトル水(500ml):20〜40ペソ(約50〜100円)
  • 地元のビール(330ml):50〜80ペソ(約130〜210円)
  • バナナ(1房):30〜50ペソ(約80〜130円)
  • トイレットペーパー:30〜50ペソ(約80〜130円)
  • 日焼け止め:200〜500ペソ(約520〜1,300円)

水やビールは日本よりは安く、スーパーの食料品、お菓子なども日本よりは割安です。

タバコも昔よりかなり値上がりしましたが、日本よりはまだ安いです。

電池や記録媒体などの家電は日本よりも高い事が多いので、これらは現地調達ではなく日本から用意して行ったほうが良いでしょう。

チップの習慣と目安

フィリピンではチップの文化があり、サービスに満足した場合は以下を目安にチップを渡すとよいでしょう:

  • レストラン:請求額の5〜10%(高級店では既にサービス料が含まれていることも)
  • ホテルポーター:荷物1個につき20〜50ペソ(約50〜130円)
  • ハウスキーピング:1日あたり50〜100ペソ(約130〜260円)
  • スパ・マッサージ:料金の約10%(100〜200ペソ程度)
  • ツアーガイド:1人あたり100〜300ペソ(約260〜780円)

チップは義務ではありませんが、少額でも喜ばれます。

小額紙幣をいくつか用意しておくと便利です。

特に長時間のツアーやプライベートガイドを利用した場合は、サービスの質に応じて適切なチップを渡すことが一般的です。

サービス料が含まれているかどうかは、事前に確認するとよいでしょう。

旅行保険の費用

セブ島旅行に限らず、海外旅行では、万が一の病気や事故、荷物の紛失などに備えて旅行保険はほぼ必須となります。

3泊5日の旅行保険の費用目安はプランにもよりますがおおよそ5,000円〜8,000円です。

クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用できる場合は、別途加入する必要がないかもしれませんが、条件として旅行代金をカードで決済する事であったり、カード付帯保険の補償内容が限定的なことがあるため事前に確認が必要です。

セブ島に20年以上通っている筆者も保健のおかげで大きな出費を免れた経験があります。

また、保険に入っていなかったために医療費、救護費用として数百万円を実費で支払った知人がいます。

いざというときのために保険は忘れずに加入しましょう。

両替レートとおすすめの方法

セブ島での両替は場所によってレートが大きく異なります。オススメの両替方法は以下の通りです:

  • 日本出発前かマクタン空港到着時:最低限の現地通貨(5,000ペソ程度)を用意
  • 現地での両替:ショッピングモールの両替所が一般的にレートが良い

少額のキャッシュを事前に用意しておき、大きな両替はセブシティのモールや市内の両替所の方がレートが良いため、そちらで行うことをおすすめします。

ただ、わざわざモールや両替所に行くのが面倒くさいという場合は、空港である程度両替をし、買い物やお食事はカードを利用するというのも良いかと思います。

おしまいに

長文お付き合い頂きありがとうございました。
本文中で算出した金額は2024〜2025年の両替レートや現地の物価を考慮したものなりますが、最近円のレートや物価のインフレが激しく、少しズレが生じている場合もあるかと思いますのでその点ご了承ください。
こちらの記事がセブ島旅行を検討されている方のお役に立てたら幸いです。