「セブ島旅行」を完璧に楽しみたいあなたへ。
透き通る海、陽気な空気、最高のコスパグルメ…。
セブ島はまさに理想のリゾートですが、現地で旅行中に“あ~、あれをやっておけばよかったな・・”と後悔することがあります。
せっかくの楽園を100%楽しむために——
今回は、セブ島に20年以上前から毎年必ず(コロナの時期を除いて)旅行に行っている筆者が旅行前に絶対にやっておくべき3つの準備を、実体験を交えてわかりやすく紹介します。
こんな人におすすめ:
- 初めてのセブ島旅行を予定している
- 久しぶりのセブ島旅行
- 快適&効率よく楽しみたい旅行好き
初めてのセブ島旅行の方にはもちろん、数年ぶりのセブ島旅行の方にも有益な情報となっていますので是非お役立てください!
eSIMを準備|現地での通信が格段にラクになる!
海外旅行中の心配の一つが通信の確保。
「Wi-Fiどうしよう? 日本で借りるか、現地で借りるかどっちがいいの?」とか「現地でSIMカード売ってる場所ある? 設定は難しいの?」とか悩まれたことはありませんか?
そんな心配をゼロにしてくれるのが、旅行前に日本で準備できる “eSIM(イーシム)”です。
筆者は最近はポケットWi-Fi派だったのですが、最近使った「eSIM」があまりに便利だったので、強くオススメします。

eSIMとは?
eSIMとは、スマホ本体に内蔵されたデジタル型のSIMカードのこと。
物理的なカードの差し替え不要で、自分のスマホにインストールするだけで使えるため、空港や現地のショップに立ち寄る必要がありません。
セブ島旅行でeSIMを使うメリット
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空港に着いた瞬間からネットが使える!
→ Grab(配車アプリ)やGoogleマップ、現地の連絡がスムーズに。 -
面倒なSIM入れ替えが不要
→ 本体にeSIMを入れておけば、日本のSIMを残したままデュアル運用も可能。 -
日本語対応のeSIM販売サイトが豊富
→ 「Ubigi」や「Nomad」など、信頼できるプロバイダーで事前に購入&設定可能。 -
料金もリーズナブル
→ 1GB〜5GBの短期プランが数百円〜数千円で買えるため、現地SIMとほぼ変わらず。
こんな人に特におすすめ
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「空港に着いたらすぐタクシーアプリを使いたい」
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「旅行中に同行者や日本と連絡がとれないのは不安」
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「お店を調べたり、Google翻訳をすぐ使いたい」
ひとことアドバイス
一部のスマホ(特に古いモデル)ではeSIM非対応の場合もあります。
旅行前に必ず、お使いの機種がeSIMに対応しているかを確認しておきましょう!
詳しい使い方、実際の使用感などはこちらの記事に書いてありますのでよろしければご覧ください!
海外旅行中の通信手段をどうすればよいか悩まれてはいませんか? 今の若い方は想像できないかもしれませんが、ひと昔前スマートフォンが無かった時代の海外旅行では日本との連絡手段は基本電話の音声通話の為空港で携帯電話の本体をレンタルしてい[…]
Grabのアプリをインストール|安心&便利な移動手段を確保!
セブ島では、流しのタクシーに乗るのはちょっと不安…。
そんなとき頼れるのが、東南アジアで大人気の配車アプリ「Grab(グラブ)」です。
旅行前に日本でアプリをインストール&アカウント登録しておくことで、到着後すぐにスムーズな移動が可能になります。
筆者は今まで断然タクシー派だったのですが、Grabを使ってみて非常に便利だったのでこちらもオススメです!
Grabとは?
Grabは「東南アジア版 Uber」と言われる配車アプリで、フィリピン・タイ・ベトナムなどで広く使われています。
アプリで車を呼び、目的地を入力すれば、言葉が通じなくてもドライバーとやり取り不要で目的地まで連れていってくれる便利なサービスです。
Grabを使うメリット(セブ島編)
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タクシー交渉不要、料金も事前にアプリで確定
→ ぼったくりの心配ゼロ。安心して乗れる! -
ドライバーの評価が見えるから信頼性が高い
→ 安心して女性ひとりでも利用可能。 -
地図と連動していて、目的地入力が簡単
→ 英語や現地語が話せなくてもOK! -
カード決済対応(※クレカ登録は日本で先に!)
→ 現金がなくても乗れるので、財布の管理もラク。
Grabを使う場面の一例
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空港からホテルまでの移動
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ショッピングモールやレストランへのアクセス
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雨の日や荷物が多いときの移動手段として
ひとことアドバイス
Grabアカウントは日本で電話番号認証が必要です。
現地に行ってからだと認証がうまくできないことがあるので、旅行前にアプリのダウンロード&会員登録まで済ませておくのがベストです!
また、eSIMやWi-Fiなど、ネット接続手段も一緒に用意しておくことで、現地でスムーズに使えます。
詳しい使い方や実際の利用体験談などはこちらの記事に書いてありますのでよろしければご覧ください!
セブ島旅行を計画している方にとって、現地での移動手段は重要な検討事項です。その中でも、スマートフォンアプリ「Grab」は観光客にとって非常に便利なサービスとなっています。 この記事では、セブ島でのGrabの使い方を初心者の方でも分かりやす[…]
フィリピン通貨“ペソ”を事前に把握しておく|金銭トラブル&戸惑いを防ぐ知識
フィリピンでは「フィリピン・ペソ(PHP)」という通貨が使われています。
セブ島に到着したとき、「えっ、500ペソって高い?安い?」「コインの種類が多くてよく分からない…」と戸惑う旅行者は少なくありません。
でも、旅行前にペソの金額感や硬貨の種類を知っておくだけで、現地での買い物や支払いがぐっとラクになります。
折角ペソに両替をしたのに現金を使うのがめんどくさくなり、結局カードばかり使って帰国の時にはお札と大量のコインがジャラジャラ余ってしまった。。
ということが無い様、しっかりとお金の種類と現地のおおよその価格を把握してから旅行に行きましょう!
※フィリピンでは紙幣・硬貨の種類とデザインが段階的に変わってきているので久しぶりのフィリピン、セブ島旅行の方もしっかりと現在の状況を把握しておきましょう!
ペソの基本情報(2025年4月時点)
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1フィリピン・ペソ ≒ 約2.6円〜2.8円前後
(100ペソ ≒ 260〜280円) -
主な紙幣:20P, 50P, 100P, 200P, 500P, 1000P
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主な硬貨:1P, 5P, 10P, 20P
※セブ島では特に20〜500ペソ札、5〜10ペソ硬貨をよく使います。
1000ペソ紙幣については小さな屋台やタクシーではおつりが無い等の理由で嫌がられることがありますので、スーパーやコンビニなどで使用して、小さい紙幣に崩しておいた方が使い勝手がいいです。
コインは10ペソ、5ペソが似ているので紛らわしいのですが、2025年時点ではセブ島では旧コインと新コインが混在して使われているので初めての場合はさらに混乱します。

20ペソについては紙幣から硬貨になり、現在では20ペソのコインも存在しています。
旧コイン
- 10ペソ 中心が金で銀の縁取り ⇒新しい20ペソコインと似ている
- 5ペソ 全体的に金色
- 1ペソ 全体的に銀色
新コイン
- 20ペソ 中心が金で銀の縁取り ⇒古い10ペソコインと似ている
- 10ペソ 全体的に銀色
- 5ペソ 全体的に銀色
- 1ペソ 全体的に銀色
このほかにペソよりも小さいセンタボ硬貨というものもあり、たまにお釣りに混じっていることもありますが、個人的にはこれはほぼ使わない印象です。
覚えておくと便利な「ざっくり価格感」
商品・サービス | 現地価格の目安 | 日本円換算(概算) |
---|---|---|
ペットボトルの水 | 20〜30ペソ | 約60〜80円 |
ファストフード(ジョリビー等) | 120〜200ペソ | 約300〜500円 |
タクシー(近距離) | 150〜250ペソ | 約400〜700円 |
マッサージ(1時間) | 300〜600ペソ | 約800〜1,600円 |
ビール | 50〜100ペソ | 約150〜250円 |
なぜ「事前に把握」が重要?
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レジや市場で戸惑わずに支払える
→ 高額紙幣しかないと嫌がられる場合も。適切な支払いができると安心! -
値段交渉時も“相場観”があると有利
→ 旅行者価格でふっかけられても落ち着いて対応できる。 -
「高いor安い」がすぐ判断できる
→ 予算管理やお土産選びにも役立つ!
ひとことアドバイス
紙幣のデザインが似ているので、50ペソと500ペソの見間違いには注意!(特に暗い場所や急いでいるとき)
また、両替は空港よりも街中のレートが良い傾向にありますが、クレカ非対応の場所も多いため、到着時にある程度の現金は準備しておくのがおすすめです。
おしまいに
海外旅行はワクワクの連続。でも、ちょっとした準備の差が「旅行の質」を大きく上げることになります。
セブ島は、美しい海、優しい人々、美味しい料理がそろった最高のリゾート。
今回ご紹介したようなちょっとした準備をしておくだけで、不安なく、思いっきり楽しめる旅になります。
eSIM、Grabアプリ、ペソの把握——
どれも「やっておいてよかった!」と思えることばかりなので、ぜひ旅行前にチェックしてみてください!
それでは、最高のセブ島旅行を!